結構、ご存知無い方が多いですが、
焼き物は大抵2回焼いて出来上がります。
物によっては3回、4回焼くものもありますが。
1回目は低い温度で焼く「素焼き」、
その後にうわぐすりをかけて、2回目、高温で焼く「本焼き」。
私の場合は平均3週間に一度ぐらいが本焼きのサイクルですが、今年に入って、今日で4回目の本焼きが終了。
頑張ってるな~。
久々に作ったこの方達。
一色に見えますが、帽子の部分は焼き上がると、ベージュ、胴体と頭は黒です。
生の土色が似ているので、ごく、たまに混ざってしまって、困った事が起きることも・・・
さて、
この時の窯(本焼き)は、半分ぐらいが、これらアメリカ人夫妻の作品。
自宅にも電動ろくろを持っているので、「homework 持ってきました~!」と、毎回のように自宅で作った作品を持ってきます。
一応チェックして、良ければ焼くので、すごい数の作品。
この中で面白いのが、右下の蓋物。
蓋を取ると・・・
さあ、これは何?
答え。バターキーパー。
蓋の器にバターを入れ、外側の器には水を入れるんだそう。
室温でもバターが酸化せず、いつでも柔らかい状態。
へえ~。
使ってみたいけど、我が家ではあまり頻繁にバターを使わないから、出番がないな~。
次。
さすがに慣れてきて、下の段と同じように作ればいいのかな?と、わかるようで、3回目はちょっとだけ楽だったかな。
これ、玉の位置を下と同じにするか、間にするかで面白い効果が出ると思うけど、ま、重ねるだけでも出来れば十分。
これ以上積み重ねても、使い道がなくなるので、とりあえずここでおしまい。
これの応用で、何か出来ないかな~
次。
朝ドラで、陶芸をやっているのを見て、
「そうだ!陶芸やりたかったんだ、私!」
と、思いだし、知り合いに聞いて、ここにたどり着いたという女性。
かわいいお茶碗が焼け、「え~、かわいい!また来ます~!」
と、大喜び。
確かにかわいいですね。
お花のマカロニでスタンプを押し、
それに合わせて一個だけ粘土でお花を作って付けました。
おいしくご飯食べているかな~?
最後は、
ずーっとやってみたい!と言っていて、
やっと来れた、という親子。
お父さんは慎重、丁寧で一個だけ、きっちりしたお皿。
お母さんは、子どもの手形を押したお皿と、
ハートのお皿。
女の子はさすが、やりたいと言ってたと言うだけの事はあり、カップ、仕切り付きのお皿、うさぎの3つ。
早く出来たので、お父さんに、「手伝おうか?」と言う余裕。
お母さん、しきりに「性格出ますね~」。
ホント、出ます。