長内工房~森のメッセンジャーのときど記~

岩手山麓で山暮らしを楽しみながら、陶芸工房を開き、陶器の制作と陶芸教室を行っています。 陶芸の他、山麓の自然、畑仕事、趣味のパイプオルガン、沖縄空手など、 日々の楽しみについて思いつくままに書いています。

陶芸教室は予約制です。工房に直接電話のほか、「じゃらん・遊び体験」、「あそびゅー」ではネット予約ができます。 子ども会、地域行事などでの出張の教室も可能です。 人数、料金、時間などはファックス、電話でご相談ください。 また、工房では、見学、商品の購入ができます。 陶芸教室開催時間 午前の部10:00~12:00 午後の部2:00~4:00 陶芸教室料金 1名 2000円~ TEL/FAX 019-688-5702  不定休(工房へお越しの際は、電話でご確認をおすすめします。) 所在地 〒020-0601 岩手県滝沢市後496-5

2017年12月

おおお~!
あっという間に、今年もあと数日!
なんとか来年用の新しい「わんちゃん」メッセンジャーも出来ましたが、
ブログに載せないうちに新年が来るところだった・・・

旅行後にあったゴタゴタがまだあとを引いていて、
何もかも追いつきませーん!

まあ、でも、年が明けてしまえばそれはそれで気が楽になるような・・・

まずは、わんちゃん。
今までのは、垂れ耳の白と黒とブチでしたが、
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新しく、柴系を作りました。

正面
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後ろ
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作りながら、なんだか、「きつね」に似てるな・・・と思いつつ、
でも、実際、犬ときつねは似てるんだからしょうがない・・・
と、適当に自分で折り合いをつけ、
あるお店に納品に行ったら、
「これ、きつねじゃないのー?」、と、ズバット言われ、
「・・・」

とりあえず、「ららいわて」と、アイーナの「ヒューマンギャラリー」には持っていきました。

あ~なんとか、今年中にもう一回窯焚きをしたいと思って頑張ってるのに、
ガツンと寒い低気圧のせいか、頭痛がしたり、
ここ1ヶ月ひどい首筋の痛みで、調子が出ないー!

用事で東京に行った夫が娘の所に泊まったら、
娘、どうやらインフルで寝込んで、看病父さん。
娘と遊べると思ったのにね・・・

お願いだから、インフルだけは持ってこないでよ~!
今ならかかってしまう自信有り。

散々な年末年始にだけはなりませんように・・・

金沢の旅は、とりあえず置いといて、
金沢の帰り、東京で2泊して、美術館巡りをしました。

東京には、有名なのに、行ったことのない美術館がまだまだたくさん。
まずは、渋谷区にある、松濤美術館。
前を通ったことも何度かあるのに、入るのは初めて。
以前、岩手県立美術館にも来た、動物彫刻が人気の「三沢厚彦展」。

写真OKの、入口にあった、これ。
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迫力ありながら、どこかユーモラス。
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県立美術館に来たものもあったけど、新しい作品もたくさんあって、見ごたえあり。
そして、この美術館は、建物自体も凝っていて見所たくさん。

見終わってお昼。
なにを食べようか、ぶらぶら探していると、路地に入ったところで、店員さんに声をかけられ、
まあ、安いし、食べたことがないものだったので、入ることに。
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台湾の屋台料理とか。
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見た目と味は、ビビンバの野菜がないバージョン。
辛味の追加調味料の味は、まさにコチュジャン。
ご飯茶碗の大きめサイズに、やや山盛り。
これで470円(だったかな?)。
外食が続くと、どうしてもカロリーオーバーになるので、このぐらいがちょうどいいです。

ちなみに、お昼は、これ1品だけの営業らしい。

次、青山にある、国立新美術館へ、てくてく・・・。
久々に、また、たっぷり歩いた~。
2時間半。
ただ、ペースはゆっくり目に。
どうも、最近は、すぐいろんなところが痛むので・・・

途中、どこかでコーヒーを、と思いながら歩くのだけど、
これが、案外難しいんですよね~。
東京なんて、カフェが至る所にあるのに、
今、入りたい!っていう時に、ぱったりそれらしいものが見当たらなくなったり。

あ~、さっきのカフェに入っておくんだった~っていうことがしばしば。
仕方ない、コンビニコーヒーでもいいか、コンビニを探すと、イートインスペースが無いとか・・・

案の定、結局見つけられぬまま、美術館到着。
仕方ないので、美術館の安い方のカフェで。
紅茶を夫に頼んだら、珍しく、ゼリーまで買ってきてくれた!
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横にあるチケットが、目的の展覧会。
安藤忠雄展。

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テレビで見て、面白そうだな・・・と、やってきました。
この日は平日にもかかわらず、かなり混雑。
どうやら、土日は入場制限がかかるぐらいの大人気らしい。

安藤忠雄さんが、これまでに手がけた建築の模型、設計図、実際の建物のビデオ、など
まあ、それらだけでも圧倒的なパワーに満ちていて、
見ている最中でも、「あ~、私も何かしなくては・・・」という気持ちに。

模型も、とにかく美しいし、小さいものから、大きいものまで、
じっくり見たら、1日かけても飽きないだろうな~。

そして、この展覧会の一つの目玉、「光の教会」の原寸モデル。
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美術館の外のスペースに組み立てられていました。
この、光の十字架もすごいけど、右側の斜めの壁が不思議。
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この外側
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なぜ、斜め?実物の教会を見ないと、この意味はわからない?

外側から十字架を見ると・・・
みなさんは、ここが記念撮影スポットのようで・・・
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東京2日目の翌日は、陶芸教室に来ているアメリカ人夫婦から、「とてもいい美術館です!」
と、教えてもらった、陶芸作品限定の、「智(とも)美術館」。
ホテルオークラの近く。
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周りは高層ビルとアスファルトだけの無機質なエリアの中にひっそり。
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祭日で、人がほとんど歩いていないオフィス街から歩いていくと、
こんなところにお客さんくるの?と、思っちゃうけど、
そんな心配は無用。
なんたって、東京の中でも中心ですから。

品のいい建物、植栽。
こちらは、所有者が以前住んでいたらしい私邸。
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企画展は、八木一夫と清水九兵衛展。
現代陶芸の先駆者である二人。
二人の作品は久々に見ましたが、若かった時に見た時と、また印象が変わって興味深いものでした。

松濤美術館もでしたが、展示方法、スペースがよく考え、作られていて、
作品ももちろん映えるし、どちらもゆったりといい時間を過ごせる場所でした。

レストランまたはカフェがありましたが、お休み時間だったようで、残念。
(空いていても、びっくりするお値段で、結局入れないかも・・・)
地図を見ると、サントリーホールが近いことがわかり、確か、カフェがたくさんあったな、と、てくてく。
オープンテラスにオーロラ色に輝くクリスマスツリー。
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無事、スタバを見つけて一服し、クリスマス気分をお土産に、帰路につきました・・・。

もう、半月ほど前のことになりますが、石川県・加賀百万石へ旅してきました。
帰ってすぐにブログに、と思った矢先、
ちょっといろいろありまして、
やっと時間が取れましたー。

旅の内容は前後しますが、今回は、旅の3日目、
観光物産館で和菓子づくり体験をした時のこと。
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この日の体験メニューは、この3点。

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既に材料は用意され、形を作るだけ。

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この状態にするまでが大変なんですよね~。

体験は、全くいいとこ取り。
コネコネは得意ですから、講師である和菓子職人のお話も聞かず、
さっさと作り始めます。

かれこれ10年ぐらい前、粉末になった、白あんと小豆餡を買って、
自分でも作ったことがあり、
「あー、やっぱり、粘土と一緒だな・・・」
と感じていました。

今回のもくろみは、「メッセンジャー」の練り切りを作ること。

勝手なものを作ったら、なにか言われるかな?と、行く前は少し心配したけど、
参加者は、50人ぐらいかな?
いちいち何を作っているかなんて見て回ったりしないので、
前に座っている人の視線をちょっと感じたぐらい。

用意された色つきの餡をみて、どれを使ってどのメッセンジャーを作るか、
じーっと考え・・・

まずは、その、10年ほど前に作った、
「一本桜の石ころくん」に挑戦!

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一本桜の石ころくんではなく、紅葉の石ころくんの出来上がり。
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あー、しまったー!
爪楊枝を持ってくるんだった!
メッセンジャーの大事なポイント、鼻の穴があけられない。

娘は、見本の通り、ふるいを通してきんとんに挑戦。
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芯になる餡に、箸で押し付け・・・
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私は、2つ目は「ニワトリ」。
メッセンジャーと同じに作ろうと思ったら、部品が落ちてうまくいかず、
一体型に変更。

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あとで説明を聞いていたら、部品をつけるときは、ぬれ布巾で湿らせれば良かったようですが、
時間がなくてやり直せず。

3つ目は、犬。

今年が酉年、来年が戌年なので。

出来上がったお菓子は、下の階の抹茶コーナーで、食べることができます。
抹茶代を払い、お皿に出来上がったお菓子をのせ・・・

こちらは娘作。
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そして、こっちがメッセンジャー。
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ぶたくんも旅に同行。
食べられるんじゃないかって、ビビってる?

メッセンジャー、面白いんだけど、食べる時がね~
ごめん!!!

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夫は、作らなくていいというので、6個の練り切りを3人で分けて、
1人2個ずつ。
「抹茶飲む時って、お菓子、1個だから、あ~もう一個食べたいな~ってなるんだよね~」と、娘。
というわけで、今回は贅沢に2個食べて、大満足。

あ~、楽しかった!!!

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